福津市まちづくり.com
新型コロナ感染がますます増える折、あなたの身近な人がコロナ陽性もしくは濃厚接触者となった場合、
また同じ職場の同僚から感染者が出た場合など、あなたはどのように対処しますか?
自分も感染しているのではないか、
もし感染していたら同居する子供や祖父母に移してしまうのではないか、と夜も眠られなくなるでしょう。
昨今はワクチン接種者も感染が報じられており、自分は2回ワクチンを打ったからと言って安心はできません。
いち早く安心を得るためにPCR検査・S抗体/中和抗体検査など受けたいと思う方は多いでしょう。
しかしこのPCR検査は簡単に受けることはできません。
ごく稀ですが、近くの医療機関で有償(保険適用外)検査をしてくれるところも有りますが、
濃厚接触者でない場合、検査を断られる場合が多いのです。
PCR検査費用は、保険適用外の場合23,000〜30,000円(福津市・宗像市)と高く、
医師が必要と認め保険が適用されれば3,000円程度で済みます。
また濃厚接触者と保健所が認めれば、公費負担となり無償で検査を受けることが出来ます。
PCR検査結果は、当日又は1日で出ますが、PCRキットなど購入、
郵送で検査を受ける場合は結果が出るまで1〜2週間かかるそうです。
これでは家族に対し安心とは言えません。
予防のためワクチン接種を受けた方は、体内にS抗体/中和抗体が見られるようになり、
ウイルスに対し予防効果が発揮できるとされています。
しかしこれら抗体を維持できる期間はまだ明らかにされておらず、
またワクチン接種を受けても抗体が期待したより増えない人、
一時抗体は増えるが月日により減少する人もおり、
ワクチン接種を受けた方も感染(ブレイクスルー)が報じられています。
このブレイクスルーのメカニズムは未だ解明されていませんが、
国は3回目の接種の検討に入りました。
第3回目のワクチン接種の基準も定かではありませんが、
現段階では、個人が把握出来る免疫力(抗体量)は
S抗体/中和抗体検査ではないかと思えます。
このS抗体/中和抗体検査は、PCR検査と比較すると安価で、
保険適用にはなりませんが、7,000〜8,000円で出来そうで、
福津市内でもこの検査を行えるクリニックも有ります。
文面によく出て来る『濃厚接触者』と『その判断』は、下記を参照ください。
※ここでの注意点
・同居者が、患者(コロナ陽性者)で無ければ同居であっても濃厚接触者と認められない。
・同じ職場で働いていても学校に居てもマスクをしていれば濃厚接触者と認められない。
と言う事でしょう。
これでは、心配だからと言って保険適用外で30,000円払ってPCR検査を受ける方はどれ位居るでしょうか。
感染すると症状が出るまで5〜6日間、長い例は14日とも言われます。
結果的に発症した場合、残念ですがその人が感染源となってしまいます。
感染は、親から子供だけではありません。学校が始まった場合、
症状の無い子たちから親への感染も十分あります。
子たちはマスクを必ずしているでしょう。
そうすると濃厚接触者とはならないケースが出てきます。
ここのところが現在感染者が増えている原因で、
国や県、市町村、教育委員会は、制限・感染者把握だけではなく、
安価な安心のための検査や感染予防のための検査も併せて考える必要があるでしょう。
その他濃厚接触者に関するQ&Aは、下記を参照ください。
福津市教育委員会が報じている『学校でコロナウイルスの感染が確認された場合のガイドライン』の
3.学級で子供の感染者が確認された場合の対応、の中に濃厚接触者の候補として記載されています。
まず皆さんは、身近な市町村に問い合わせるかHPを検索するでしょう。
まちづくり研究会は、以下の手法で検索してみました。
・福津市のHPで『PCR検査について』を検索。
いくら探せどPCR検査の項目は皆無です。
・福岡県のHPで『PCR検査について』を検索。
ここでもPCR検査の項目は皆無で、ページを散々探すと『新型コロナに関する相談窓口 (Tel:092-643-3288)』
を見つけたので電話してみた。(相談窓口と検索すると出て来るが、PCRで検索すると出てこない。)
問い合わせ内容は、『身近な人に感染者が出たので濃厚接触者ではありませんが予防のためPCR検査をしたいのですが』
まず現在の症状を聞かれ、結果的に『症状が無い人はPCR検査は受けられません、疑わしい症状が出た場合、
まず近くの病院にかかり判断を仰いでください』の回答。
ここでは、感染症状がないと相手にしてもらえず、予防のためのPCR検査に関する考え方、案内は皆無であり、
県の傲慢さが先に立ち、福岡県でまん延している理由が納得できた。
・仕方なく、福津市が設置するワクチンコールセンターに問い合わせてみた。(Tel:0940-62-6078)
ここでも同じ問い合わせに対し予防PCR検査に関する回答は無く、
保健所(宗像・遠賀保健福祉環境事務所)担当窓口(TEL:0940-36-6098)に回された。
・保健所でも同様の問い合わせを行った。(TEL:0940-36-6098 )
ようやく回答らしき会話が出来ました。回答内容は予想はしていましたが、
回答1:保健所では、PCR検査は濃厚接触者しか案内はしていない。
回答2:予防のためのPCR検査は、各市町村に数件の病院、クリニックなどあるが、各自での問い合わせとなり、 検査の実施はその病院の判断による。
福津市や宗像市においてPCR検査が出来る病院・クリニックなどの紹介も頂きましたが、
この病院、連絡先などの掲載は、市民からの問い合わせが頻繁に架かり業務に支障をきたす可能性もあることから、
公的機関では行っておらず、独自で検索、問い合わせすることが望ましい、の回答を得ました。
また保健所から保険対応にはなりませんが、
公開を了解のもとで、濃厚接触者では無くてもPCR検査が行える病院の紹介を得ましたので掲載しておきます。
そのクリニックは、『くりた耳鼻咽喉科 宗像市クリエイト TEL 0940-39-3939』です。
感染の不安な人は、高額(23,000円程度)ではありますが、検査を受けてみては如何でしょうか。
このような誰しも不安に思う疑問と対処は、もうすぐ始まる福津市9月議会で市民を代表する議員は行政に問うて頂きたい。
市民の皆さんはコロナに対する関心度は高く、他の行政も然ることながら、
市民の命と安心を守る対策をいち早く市政に反映して頂きたいと願っています。
時節柄感染者が出るのはやむを得ないことかもしれません。でも出たらその周辺、関係者からは感染を広げないことを徹底願いたい。
市は、市民が少しでも安心して日常活動や経済活動が出来るよう、健康状態、感染状態の把握(PCR検査、抗原検査の即座実施)に努め、
次の対処に反映頂きたい。
新型コロナはワクチン対象となっていない定年層の子供達にも感染します。学校が始まる現在、感染が起こってからではなく、
起こる前に対処を決めて置くことが必要です。
まちづくり研究会はコロナに関する対処を検索して見て、そこには公共の要望や制限ばかりが表示され、肝心なことは掲載されていなく、
ましては高齢者は情報の取得も難しく、これでは市民独自が行える感染防衛は出来ません。
今一度情報の公開手法を見直し戴き、情報の継ぎ足しばかりではなく、分かり易く、簡素に必要なことを掲載することを願います。
8月30日 記
文科省は、学校が始まり新型コロナが子供たちにまん延する可能性に対処するため、
現在保健所が行っている濃厚接触者の特定調査を学校、
教育委員会でも出来る事とし、保健所と連携して子供たちがいち早くPCR検査が受けれる方針を打ち出しました。
(8月27日 萩生田文科省大臣記者会見より)
具体的な体制と活動は、緊急事態宣言下の保健所や地域の教育現場や教育委員会の現状を踏まえ、
これから対応策等は決まるのかもしれませんが、迅速に進めてほしいと願います。
9月11日 記
福津市においても10代未満の感染者が日々増える折、12歳以上のワクチン接種が始まります。
9月の定例議会で報告された福津市のコロナに関する予防については、
健康福祉部や教育委員会教育部、
議員質問においてでもワクチン接種、
学級閉鎖、公共施設閉鎖、手洗い、うがいなど、以前より取られている対処予防が主で
『拡散防止・予防』に対し積極的な対策論は伺えなかった。
コロナによる困窮者に対する補助も必要ですが、
ワクチンを打てば終わりではなく市民・教員・子供達の安心・安全確保に、
ワクチン接種状況に応じたその効果の調査(S抗体/中和抗体検査)などは必要と思え、
幾分かの補助も行いこの検査を促しながら、
その検査データの収集、解析を行うなど、
第3回目ワクチン接種の必要性へ向け積極的な準備が必要と思われます。
2022年1月25日 記
昨年暮れよりTVや新聞紙上に感染が報告され始めたオミクロン、
1か月も経たない2022年1月にはデルタ株に成り代わり第6波として猛威を振るい始めてしまった。
これでは、私たち市民は3回目のワクチンブースト接種を受ける前に感染が心配される。
まちづくり研究会は、まず感染をしないためにウイルスの性質を知り感染を避ける方法、
もし感染を疑う症状が出た場合、どこにどのような連絡を行い
対処や援助を受けるのか、3回目の接種よりもまずこちらが先と感じ、
当福津市では対応のインフォメーションが少ない中、
現在わかっている情報を基にその対処を新たなページ『オミクロン対策』
として纏めて見ました。下記のページを参照ください。