福津市まちづくり.com

SDGs 目標2 菜園運営

飢餓に取り組む第1歩


SDGs 目標2とターゲット(2-4)



■SDGs 目標2と実践

SDGsには17の目標があり人権、経済・社会、地球環境など、 さまざまな分野にまたがった課題が分類されており、 それぞれの国は、その国の実情に沿い実現可能な目標をたて17の目標に取り組んでいます。

現在世界の経済に影響を与えているロシア、ウクライナ紛争ですが、 この両国は、取り分け農業生産物である小麦について言えば世界の生産量のトップ5国に入る国で、 家畜の主要飼料となるトウモロコシについては、ウクライナの生産量は世界第3位の国で、 どちらも大半を輸入に頼る日本に対して大きな影響を与えています。
同様に持続可能なSDGsの目標2『飢餓を0に』を掲げる世界各国においても影響は多大で、 開発途上国はもとより、私たちは間接的な影響を農業生産物や畜産物の購入単価として感じさせられます。

近い将来100%までとはいかないものの、自国で農業生産物を自給自足できるよう、 まちづくり研究会は私たちでも実践、参加できる家庭菜園に注目、 それに取り組む人たちの現状とハウツウを公開することで、 これから実践する方達の役に立てばと思い特集することにしました。

■ターゲット(2-4)

『目標2 飢餓を0に』には5つのターゲット(詳細目標、指針)が掲げられています。
まちづくり研究会は、これらのターゲットはとても個人レベルでは取り組むには難しいものの、 その一部でも実践(家庭菜園)することでターゲットに寄与できればと考えています。

このターゲットの中から個人単位でも実践できそうな『ターゲット(2-4)』を皆様に紹介いたします。
以下2-4を解説する公文です。
2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、 気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水およびその他の災害に対する適応能力を向上させ、 漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、 強靭(レジリエント)な農業を実践する。

地域の公共団体が取り組むSDGs目標2の施策は、農業育成に総括され、 とてもSGDs目標に対比した具体的な施策は見ることはできませんが、 私たちは菜園を実践することで農業育成の実態を経験でき、 また生産物を分け与えるシステム(流通)や育成(土地の改質、保全)など、 その取り組みに対し施策を共有、提案することも出来るようになると考えています。


菜園(600坪)の実態と作物の状況 Vol.1



■家庭菜園の見学

家庭菜園の実践について、まずは先行者が行う菜園の見学、 育成作物の説明を得ましたので紹介します。

下記ボタンをクリックすると映像を見ることが出来ます。


またこのシリーズは、これから植える夏野菜などについても特集を行い、 育成のハウツウなども含め動画で紹介していきたいと思います。



素人の『やりっぱなし菜園』シリーズの開設



菜園シリーズは、難しくて大変と言うイメージを捨てて、 誰でもできる無農薬の『自然の館やりっぱなし菜園』シリーズと致しました。



随時追加する菜園の動画は、 20品種に及ぶ植え付けを収録済みですが、現在随時追加して掲載中です。
下記のボタンやトップページ『やりっぱなし菜園』からでも閲覧できますのでご覧ください。



■家族で行う菜園作り (食物自給率の向上と絆)

前述の家庭菜園の見学の際、その1角には多くの小規模菜園が見られ、 皆さんレンタルで休耕地を借用、家族、個人単位で思い思いの作物を飼育していました。
市内にもこのような菜園が多く見られるようになり、 菜園と言えば、高齢者が余暇を利用して行うものと言うイメージが強かったのですが、 家族で行う菜園では子供たちが泥まみれになり苗を植えている様子も伺え、 毎日戴いている野菜など、どのように育てられ収穫されるかをこれから学ぶ事となるでしょう。

住んでいる地域の清掃も然ることながら、学校では教えない作物作りは、 家族との絆を深め、高齢者の技を学び、 ものを言わない植物に対する思いやる心など育んでいく事でしょう。

まちづくり.comは、手間暇をかけず、手軽に誰でも出来そうな菜園作りを実践し、 その飼育の過程を継続して報じることにしました。
これから始める人、来年からやって見たい人の参考になればうれしいですね。

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