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SDGs未来都市とは

宮司地区老人会主催のSDGs説明会



宮司老人会主催SDGs説明会に参加して

去る2019年7月25日、宮司老人会主催で、 福津市によるSDGs説明会が開催され、 まちづくり研究会会員も勉強を兼ね、同席させて頂きました。
宮司老人会は、会の活動推進を兼ねると共に、福津市が推進するSDGsについて、 理解と参加を呼び掛けられました。
それに応え、説明を担当された松田美幸副市長は、自ら持参したプロジェクターを用い、 SDGsの概念など映像を交え老人会に解かりやすく、丁寧に説明されました。
   当日の状況:動画参照

   



SDGs未来都市とは

内閣府が推進する、まち・ひと・しごと創生総合戦略において、 経済、社会、環境の三側面から、 持続可能な開発(SDGs)として目標値を定めた取り組み(事業) を提案し選ばれた地方自治体のことで、 平成30年度は29都市、令和元年には、福津市を含む31都市がSDGs未来都市として選ばれました。
内閣府は、この提案の中から『特に先導的な取り組み』と思える事業を毎年10事業 『自治体SDGs10モデル事業』として選定し、事業推進にあたり補助金を交付するとしていますが、 残念ながら、福津市はこのモデル事業には選ばれていません。

    詳細はこちら:



SDGsで大切なのは、現状と目標値

SDGsとは、持続可能な開発の目標でありますから、その取り組みの概念だけではなく、 現在の状況、数値データを自らしっかり調査、把握、明記した上、 目標年度(2030年)に達成できる状態、数値を示し推進しなければなりません。
モデル事業に採択された都市の多くは、任意記載の目標数値であってもしっかり記載しており、 その意気込みが伺えます。

また、福津市は、提案書タイトルを『津屋崎スタイルを世界に発信』としていますが、 まずは我が町福津市の市民に発信していただきたい。私たちは、 この提案書から津屋崎スタイルとは何であるか、を読み取ることが出来ません。
福津市が公表する提案書には、現在の状況や数値データの記載は無く、 また目標年度における目標値の記載も見られません。
市民と協働で推進するためには市の現状数値を、そして達成すべき目標値を公示していただきたい。 それにより行政人や市民の義務感や達成感を高め、 また2030年に向け、毎年の実績データを積み重ねることにより、進捗状況を測ることも出来ます。

  福津市の提案書はこちら: