福津市まちづくり.com
福津市で生まれ暮らす人、新しく移り来た人、その人たちが営む生活のそばで、
この海は以前よりここに有り、人々に恵みを与え、暮らしを支えてきました。
太古の昔、海から送り出された私たちは、この海をただ利用するだけではなく、
次の新しい生き物を生み、育てていくこの海を保全して行かなければなりません。
福津市まちづくり.comは、 これからの海を考えるに当たり、沿岸の状況、 海に影響を与える水系の現状を知らなければならないと思い、 ここに公開することにしました。 映像でのデータは、沿岸の変化を見ることだけではなく、現状を踏まえ、 将来を予想することが出来ます。
では、右欄に福津市の海の水質の経緯を掲示しておきます。
海は、気象や海流により変化しますが、特に影響を受けるのは、その海域に流れ込む河川です。
私たちは、海の水質を維持するためには源流となる河川の水質を保全しなければなりません。
福津市うみがめ課は、毎年1回河川の水質調査を行い公表しています。
九州北部の沿岸には、対馬暖流に乗り、
隣国の中国、韓国、東南アジアからも多くの廃棄物が流れ着きます。
流れ着いたペットボトル、瓶、プラスティック製品、発泡スチロールなどには、
いろいろなものがありますが、半分以上は近くの河川からで、
漁業関係者の漁具廃棄物も多く見られます。
これらは、ボランティア活動団体により定期的に除去、浜辺は清掃されていますが、
海が荒れると元通り、めげずに繰り返す活動団体の方たちには感謝申し上げます。
これら廃棄物は、海に漂い、波に揉まれ、
浜に打ち上げられながら、紫外線の影響を受け変質して細分化、魚はエサと間違え捕食、
その魚を私たち人間が食べる食物連鎖の影響など、
現在環境汚染の主役として注目されています。
私たちは、道路や河川、海に、これらのものを捨てないようにしなければなりません。
このマイクロプラスチック調査は、
そのようなことが現実的に起こっている実証として掲載しておきます。
このような海にはたくさんの生物が見られますが、過去のデータは皆無に近く、
『海の生物調査隊』は、現在よりデータを収集、映像として残していくことにより、
将来この福津市に住み、生活する皆さんが保全する海に役立てば良いと思っています。
(トップページの『海の生物調査隊』ページをご覧ください。)
このページをご覧の皆さんも、海に住む生き物に関するデータをお持ちであれば、
下記メール宛、写真データと共に、
撮影日時やコメントも併せてお寄せいただければ幸いに存じます。